
かわいい自分の猫を触ろうとした時、ビリっと静電気が起きた時はありませんか?
猫も人間と同じ動物なので、静電気が発生します。
しかし、毎回触れるたびに静電気が起きるのはキツイですよね。
そこでこの記事では「猫に静電気が発生する原因と対処方法」を具体的に解説します。
結論を先に言ってしまうと、猫の静電気が発生する原理は人間と変わらないので、対処方法も人間と同じです。
それでは詳しく見ていきましょう。
もくじ
猫の静電気はなぜ発生する?
冬場寒くなってきたときに、急に発生する静電気。
ドアノブに手をかけようとしたら「ビリッ」ときた経験は、誰にでもあるものですよね。
みなさんご存知の通り、静電気は寒く乾燥した冬に発生します。
ではなぜ、静電気は冬場に発生するのでしょうか?
答えは簡単。静電気が発生する条件が「乾燥」と「摩擦」だからです。
冬は乾燥しているうえに、摩擦しやすいセーターなどを着るので、静電気が起きやすいのです。
猫の世界でも条件は同じで、身体が毛で覆われている分、人間よりも静電気を帯びやすいわけです。
居住スペースが乾燥している
猫の住む場所が乾燥していると、静電気が発生しやすいです。
家で飼っている方は、家全体が乾燥していると、確実に静電気が起きてしまいます。
本当に乾いた空間だと人間にも分かりますが、相当乾燥していないと自覚できないですよね。
乾燥した空間で猫を放置すると、脱水症状にもなるので、なんらかの対策を打つ必要がありますよ。
毛布などによる摩擦
猫の寝床にある毛布や、こたつの毛布でも静電気が発生します。
猫は毛で覆われている生き物ですので、体毛が部分的にしか生えていない人間よりも摩擦が生じやすいです。
そのため、猫にふわふわの毛布を与えたりすると、頻繁に静電気が起こるようになってしまいます。
摩擦を完璧に防止することは難しいので、摩擦を低減する方法を考えていきましょう。
猫の静電気を防止する方法
猫も人間と同じで、静電気が発生する条件は「乾燥」と「摩擦」になります。
では、どのようにすれば静電気を防止できるのでしょう?
簡単に言えば、静電気が発生する条件である「乾燥」と「摩擦」をなくせばいいのです。
それでは、具体的な方法を見ていきましょう。
- 加湿器で乾燥を防ぐ
- 自身の静電気を放出する
- 猫の肌に触れるものを切り替える
- 手にハンドクリームをつけて保湿する
- 猫を濡れタオルで拭く
加湿器で乾燥を防ぐ
先程解説した通り、乾燥を防ぐことで静電気も防止できます。
大抵の場合、猫を家の中だけで飼っている方は多いのではないでしょうか?
猫を家で飼っているなら寝床だけでなく、部屋全体が潤っていなければいけません。
なので、手っ取り早く加湿器で乾燥を防ぐことをお勧めします。
自身の静電気を放出する
猫の飼い主自身に帯びている静電気も「バチッ」となる原因です。
もともと猫にある静電気と人間に帯びている静電気が相まって、通常よりも痛くなってしまいます。
そのため猫に触れる時は、自身から発生する静電気を事前に放出させておきましょう。
具体的には木の壁に触れると、静電気を身体の外に出せますよ。
猫の肌に触れるものを切り替える
猫が心地よく眠れるようにする毛布ですが、ポリエステル製のものを使っていませんか?
実はポリエステルは、静電気が発生しやすい素材です。
そのため、ポリエステル製の毛布だと「バチッ」となりやすいです。
猫から静電気が発生しやすいと感じたら、毛布を木綿製のものに切り替えてみてください。
手にハンドクリームをつけて保湿しておく
せっかく静電気を放出しても、手が乾燥していれば、またすぐに電気を帯びることになります。
静電気が発生すると、猫の方も驚きます。
そうなると、だんだんストレスになってくるので、猫に触れるときはハンドクリームをつけて「バチッ」とならないようにしましょう。
猫を濡れタオルで拭く
1日2回程度、猫を濡れタオルで拭くようにすれば、静電気を防止することができます。
何回も説明した通り、乾燥していると静電気が生じやすくなります。
部屋を加湿器で潤わせても、猫自身が乾燥していては意味がありません。
なので飼い主は、定期的に猫を濡れタオルで拭いてあげるといいですよ。
まとめ:猫も人間も静電気の発生原因は同じ
この記事では「猫に静電気が発生する原因と対処方法」を解説しました。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
静電気が発生する条件は「摩擦」と「乾燥」です。
そのため静電気を防止したいなら、その2点に気をつけましょう。具体的には、以下の通りです。
- 加湿器で乾燥を防ぐ
- 自身の静電気を放出する
- 猫の肌に触れるものを切り替える
- 手にハンドクリームをつけて保湿する
- 猫を濡れタオルで拭く
猫は身体が毛で覆われている生き物なので、人間よりも静電気が発生しやすいです。
そのため猫の静電気を防止するには、より細心の注意を払う必要があります。
静電気が発生して驚くのは人間だけではありません。
猫を静電気でびっくりさせないためにも、この記事で紹介したさまざまな対策を打ちましょう。