しっぽが立つのは〇〇だから⁉︎猫の気持ちはしっぽから読み取れる!

猫のしっぽって、細長くてきれいですよね。

実際に猫を飼っている人の中には「しっぽを器用に動かせていてすごい!」と思っている方もいるはずです。

ご存知の通り、猫はしっぽを使うのが上手です。

それだけでなく、しっぽの状態からそのときの感情を読み取ることだってできるんです。

そこでこの記事では「しっぽの状態から分かる猫の気持ち」を具体的に解説します。

猫と仲良くなりたい方は、まずはしっぽから気持ちを読み取れるようになりましょう。

しっぽの状態から猫の気持ちを読み取る


猫のしっぽから気持ちを読み取れると聞いても、具体的にどうすればいいのか分からないと思います。

では、どうすれば猫のしっぽで気持ちを読み取れるのでしょうか?

答えは簡単。猫のしっぽが今どのような状態になっているのかを確認すればいいです。

猫のしっぽは器用に動かせるだけでなく、感情と連動して状態が切り替わります。

そのためしっぽの状態を見れば、細かいところを観察することなく、猫がどんな気持ちなのかを知ることができるのです。

飼い主は猫のしっぽを見て、コミュニケーションをとりましょう。

状態によって感情が分かるといってもイマイチ想像しにくいので、ここからは具体的なシチュエーションを紹介します。

猫のしっぽの状態は、主に以下のようになることが多いです。

  1. まっすぐピーンと立っているとき
  2. しっぽを逆立てて身体を膨らませているとき
  3. しっぽがだらんとしているとき
  4. 座った状態でしっぽを動かしているとき

まっすぐピーンと立っているとき


しっぽを真上にピーンと伸ばして微動だにしないときは、甘えて欲しいときです。

猫のしっぽは長いので、まっすぐ伸ばした状態だと、遠くから見てもすぐに分かりますよね。

これは野生時代の名残で、母猫が自分のことを見つけやすいようにしているのです。

飼い主からしても、遠くにいる猫を確認できるのでいいですよね。

このように、猫のしっぽが真上に立っているときは、母猫や飼い主へのアピールだと考えていいでしょう。

しっぽで「甘えたい」を表現するなんて、かわいいですよね。

猫のしっぽがピーンと伸びているときは、撫でてあげたり、おもちゃで遊んだりして可愛がってあげましょう。

気づいたらすぐに行動してあげると、猫も喜びますよ。

しっぽを逆立てて身体を膨らませているとき


しっぽを逆立てて身体を膨らませる行為。

これはびっくり・威嚇いるときの状態です。

アニメでも同じ状態になっている猫が、怒っている描写がよくありますよね。

子猫ははじめての物を見ると、すぐにこのような状態になります。

これは、猫が新しいものを見てびっくりしているからです。

なので、びっくりしてしっぽが逆立つのは、子猫に多いことですね。

逆に成猫がしっぽを逆立てて膨らませているときは、何か不審な動きをしている物や動物に対しての威嚇行為だと考えられます。

猫同士の喧嘩で、こんな状態になるのをよく見ますよね。

猫がしっぽを逆立てて身体を膨らませているときは、びっくりもしくは威嚇しているときです。

なので飼い主が取るべき行動はまず、近くで見守ってあげることです。

威嚇している対象が本当に危険なら、すぐに遠くへ逃がしてあげましょう。

しっぽがだらんとしているとき


猫のしっぽがだらんとしているとき。

それはしょんぼりとした気持ちだと言えるでしょう。

人もテンションが低いときは、なにかしら態度や顔に出てしまいますよね。

それと同じように猫は、しょんぼりしているとしっぽがだらんとしてきます。

他のしっぽの状態と比べたら、だいぶ気持ちを読み取りやすいです。

また、なにかイタズラして物を壊してしまったときにも同じような状態になるので、非常に分かりやすいです。

だらんとしているときは「この猫がやったんだな」と発見してあげましょう。

猫のしっぽがだらんとしている場合、まずは「なにかショックな出来事が起きたのではないか?」と考えてあげましょう。

イタズラしてそうなっているときは、きちんと叱ってあげてくださいね。

座った状態でしっぽを動かしているとき


座った状態でしっぽを左右に動かしているときは、なにかに対して興味を持っていると考えられます。

おもちゃで遊んであげているときに、このような状態になることが多いです。

しっぽの動きを見れば、猫が「なにに対して興味を示すのか」「どんなものが好きなのか」をおおまかに把握することができます。

「おもちゃがあるのに遊んでくれない」と感じるときは、猫のしっぽを確認してみましょう。

それで全くしっぽが動いてなかったら、単純に興味を持っていないということになります。

まとめ:猫のしっぽは気持ちを表す


この記事では「しっぽの状態から分かる猫の気持ち」を具体的に解説しました。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

  1. まっすぐピーンと立っているときは、甘えて欲しいという気持ち
  2. しっぽを逆立てて身体を膨らませているときは、なにかに対してイライラ・びっくりしている
  3. しっぽがだらんとしているときは、しょんぼりとした気持ち
  4. 座った状態でしっぽを動かしているときは、なにかに対して興味を表している

上記のように、猫のしっぽから気持ちを読み取ることができます。

信頼関係を築くためにまずは、猫がなにを考えているのかを分かってあげてくださいね。

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