
普段生活しているとに猫が頭突きしてきた経験のある方はいませんか?
急に頭突きされると「なにか怒らせることしたのかな?」と悩んでしまうかもしれませんが、その必要はないです。
この記事では「猫が頭突きする理由」を具体的に解説します。
これを読めば、猫が頭突きしてくる本当の理由が分かって、安心できますよ。
飼い主以外に対する頭突きについても解説するので、じっくり最後まで読み込んでください。
もくじ
猫が頭突きしてくるのは飼い主が嫌いだから?
自分の飼っている猫が急に頭突きしてきたら「なにか怒らせることをしちゃったかな?」と悩んでしまいますよね。
普段やられないことを急にやられると、誰だって不安になるものです。
実際に頭突きをしてくるとき、猫はどんな気持ちなのでしょうか?
結論から先に言ってしまうと、猫の頭突きは「大好き」ということを飼い主に伝えるためのサインです。
決して、飼い主のことを不満に思って頭突きしてくるわけではないので、安心してくださいね。
マーキングのために頭突きすることもある
猫の頭突きは「大好き」を伝えるための表現であることがほとんどですが、マーキングのために頭突きすることもあるようです。
マーキングとは自分の匂いをつけることで、その場所が自分の縄張りだと主張することです。
壁やおもちゃに向かって頭突きをしているときは、マーキングしているのだと考えてください。
頭突きをして頭の匂いをつけて、マーキングするのです。
飼い主や他の猫に対する頭突きは愛情表現、ものや壁に対する頭突きはマーキングだと覚えておきましょう。
猫が頭突きしてくる本当の理由
猫の頭突きは飼い主を嫌っているからじゃないことを分かっていただけたところで、猫が頭突きしてくる本当の理由を解説していきます。
先ほど説明した通り、猫の頭突きは「愛情表現」と「マーキング」のどちらかを理由にしたものが多いです。
その中でも愛情表現に関しては、同じ頭突きでも意味が違ってくる場合があるので、それについて深掘りしますね。
猫が頭突きしてくる本当の理由は、以下の4つです。
- 大好きだという愛情表現
- 親しみを込めたコミュニケーション
- 強い猫へのあいさつ
- 甘えてほしいという表現
大好きだという愛情表現
第一の理由として考えられるのは、飼い主に「大好き」と伝えることです。
急に自分に向かって頭突きされると、怒っているんじゃないか不安になってしまうかもしれません。
実際はそんなことはなく、飼い主に対して愛情表現しているだけなんですよね。
飼い主が普段生活していて、急に頭突きされたら「大好き」を伝えるための行動なので、喜ばしいことです。
猫から頭突きされたら、嫌われたのだと焦らずに「自分のことを好きなんだな」と思いましょう。
親しみを込めたコミュニケーション
猫同士で頭突きしているなら、それは親しみを込めたコミュニケーションである可能性が高いです。
じゃれ合いのなかで頭突きしていることもありますが、これも猫にとってはコミュニケーションの一種です。
例えば、何気なく会った猫が頭突きし合っているときは「久しぶり」や「こんにちは」というコミュニケーションを交わしていることになります。
猫同士の頭突きは喧嘩ではなく、コミュニケーションなのだと覚えておきましょう。
強い猫へのあいさつ
猫が他の猫に対して頭突きしているときは、相手を優位に見ているのだと考えられます。
子猫から親猫に対して、メスからオスに対して頭突きをしているときは、相手を優位に見てあいさつしている可能性が高いです。
オスから頭突きすることはないと言われているので、そういった意味でも猫には優先順位があると考えられています。
飼い主に対する頭突きでも、愛情表現だけでなく「目上の人に対するあいさつ」とも言えます。
どちらにしても喜ばしいことですよね。
甘えてほしいという表現
猫の頭突きは「甘えてほしい」という気持ちを表現しているのかもしれません。
飼い主が仕事などに集中しているときに頭突きしてきたら、それは「甘えたい」ことを表現している可能性が高いです。
猫は意外と嫉妬深い生き物で、飼い主が自分以外のものに夢中になっていると、なんらかの行動で邪魔してきます。
その中の一つに頭突きがあります。猫以外に集中しているときに頭突きされたら、それは「甘えたい・かまってほしい」と考えてください。
まとめ:猫の頭突きにはいろんな意味がある
この記事では「猫が頭突きする理由」を具体的に解説しました。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- 大好きだという愛情表現
- 親しみを込めたコミュニケーション
- 強い猫へのあいさつ
- 甘えてほしいという表現
猫の頭突きは飼い主のことを嫌っているわけではなく、逆に愛情表現をしているのです。
特に考えられるのは、上記の4つになります。
どのような状況で猫が頭突きしてきたのかを確認して、猫の気持ちを読み取ってみましょう。
決して嫌われているわけではないので!安心してくださいね。