
これからどんどん夏へ近づいていき、猛暑などが続きますね。
夏と言えば台風ですね。これからどんどん台風がやってくると思います。
台風を心配しているのは人間だけではなく、猫も台風を警戒し怖がっているのです。
猛烈に強い風や鳴り響く雷。
揺れる窓や風の音。猫にとって怖いものがたくさんあります。
今回は台風が来た時に取る猫の行動と飼い主さんの対策方法についてまとめていきたいと思います。
もくじ
台風の時の猫の行動
パニックになる
初体験の猫ならなおさらです。
こんな強い風や鳴り響く雷に慣れていないのでしょう。
大きな雨音や猫の嫌いな大きな音がたくさん発生します。
猫の心拍数も上がりパニックの状態です。
すると、飼い主さんのすぐそばに家具れたがったり、何かの物陰などに隠れるといった行動を起こします。
もしも、飼い主さんの側に隠れに来たらゆっくり撫で
「大丈夫だよ~」
と声をかけるように猫を安心させるような行動をとってあげるようにしてください!
顔が険しくなる
なぜか猫の表情も変わるそうです。
いつもの顔は「おっとり」としているのは、台風がやってきたときは何か緊張でもしているのは険しい顔になっているそうです。
人間は避難場所を探しますね。それと同じで猫も自分にとって安全な場所を探さなくてはいけません。
「どこに行けばいいのかな」「どこに避難しよう」
と考えているのかもしれませんね。
飼い主に付きまとう
不安になると、飼い主の側によってきて離れないこともあるそうです。
どこに行くにもついて来たりして離れようとしません。
やはり、自分の大好きな人の側にいることが一番安心で安全すると猫もしっかりと理解しているのでしょう!
落ち着きがなくなる
猫はもともと警戒心が強いため、台風の時はなおさら落ち着きがなくなるのではないでしょうか?
どこかをウロウロ歩いて、止まることがない。
この行動はほとんどの猫で見受けられる行動だそうです。
ゆっくり寝れない
いつもとは違う静かな夜ではないためゆっくり寝られない猫もいるそうです。
やはり、台風の時は強い風や音が大きいため「家が吹っ飛んでいかないかな?」と猫も心配して寝付けないのでしょうか?
震える
大きな雷の音や大きな風の音、大きな雨音これは何回経験した人間でもなれることはありません。
何回聞いても怖いですよね。
しかも、人間より耳のいい猫はもっと大きく感じているため恐怖を感じてしまうのでしょう。
臆病な性格の持ち主の猫は手足が震えたり、体が小刻みに震えてしまうのは仕方がないのではないでしょうか。
毛づくろいの回数が増える
毛づくろいが増えることがあるそうです。
これは猫が自分の気持ちを落ち着かせようと考えているからです。
緊張や不安、恐怖などから起こる行動だそうです。
人によってですが、人間も緊張したり不安を感じたりすると、顔を触ったりする人もいますよね。
これと同じ分類なのでしょうか?
体調がすぐれない
身体に影響が出てしまうことがあるそうです。
- 嘔吐
- 下痢
- 血便
- 排泄ができない
- 食欲不振
などの症状が現れます。
ストレスを感じやすいためこのような症状が現れるといわれています。
飼い主が気を付けることは?
大きい音を出さない
これは台風の時以外でもそうですが、基本的に猫は大きな音が好きではありません。
台風の時は大きな音の発生源が増えるため、猫も常に怯えている状態です。
なので、歩く時の足音(ドンドン)やドアを閉める時のと(ガタン!)物と置く時の音(バン!)
など、音を発生させるときは小さい音を心がけてください!
側にいてあげる
台風が次の日まで続くことも考えられます。
不安で眠れない猫もいると思います。猫は寝ないと体調を崩しやすくなるので、そばに寄り添い一緒に寝てあげることを心がけてください。
もしも、ベッドの中や布団の中に入ってきた場合は快く受けれて上げ、飼い主さんの側で寝させてあげることにしましょう!
猫の避難場所を作る
猫は怖いものがあると、穴や隙間など狭い所に隠れたがるのです。
音や光がなるべく発生しない部屋。
窓が極力少ない部屋などに猫の隠れる場所や寝床を作ってあげましょう。
静かな場所や暗い場所もいいと思います。
猫にとっての隠れ場所を作ってあげることで猫も少し不安を消せるのではないでしょうか。
飼い主が驚かない
飼い主さんが驚いてしまうと、猫はすがれる人がいなくなるため余計に動揺し怖がってしまいます。
飼い主さんは常に落ち着いて台風に対してクールな対応を取るように心がけましょう!
ご飯を食べやすくする
これは食欲不振に陥った猫に行いましょう。
1日食べないというのは特に問題はありませんが、何日も続くようなら警戒してください。
少量でも栄養価の高いものを上げたり、水分が多い物をあげたり、胃に優しいものをあげる。
少しでも食べることによって胃が動いて食欲不振を乗り切ることが楽になるかもしれませんので、ぜひ覚えておいてください。
体調不良に気を付ける
猫は神経質な動物ですね。
台風が過ぎてもいつも通りになるのには時間がかかることがあるそうです。
猫も気圧を感じて片頭痛などを起こしますが、猫も気圧の変化による体調を気にしなければいけません。
気圧の変化で血液循環が悪くなり、酸素供給がスムーズに行われないことがあるそうです。
低気圧になったり、気圧の変化が大きくなると、臓器などにも負担を腎臓にも影響が出ることがあるそうです。
猫の様子をよく見て観察して、水を取らせてあげたり、餌をちょっと減らそう、窓を開けて外の空気を吸わせてあげようなど猫に対しての気配りを一層強くしてあげましょう。
もし、病気の症状が強くなっているのであれば、迷わず病院に連れて行ってあげるようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は猫が台風の時に起こす行動についてまとめてみました。
猫は人間よりも神経質なため、音にも光にも、環境の変化にもとても敏感なんです。
もし、台風の時に怖がっていたら猫の行動に合わせてあげてください。
例えば隣の部屋に行きたがっていたら、ドアを少し開けておいてあげるなど、猫の思うままの行動をさせてあげましょう。
だからと言って何をさせていいというわけではないので注意してください!