猫への「しつけ」と題して絶対にやってはダメな6つの「しつけ方法」とは?

猫へのしつけはかなり大変なことだと思います。

なぜなら、人間と違う種類のものに人間の考え方などの思想を無理やり押し付けるようなものです。

猫は猫なりの考え方がありその考え方でこの世界を生きています。

なので、しつけを間違ったりすると猫にとってはストレスやトラウマになってしまうかもしれません。

猫に必要なしつけとは無理やり人間の考え方や思想を押し付けるのではなく、ゆっくりと猫の考え方について変えてあげることだと考えています。

今回は、そんな猫の「しつけ」と題してやっては絶対ダメなしつけ方法についてまとめていきたいと思います。

やってはいけないしつけ方法とは?

怒鳴る

怒鳴ってもただ大きい音がして猫にとっては怖いだけです。

確かに恐怖を与えて覚えさせるというのもあるかもしれませんが、そんなものはしつけてはなく、強制的に覚えさせているため「調教」みたいなものになってしまいます。

もし仮に、怒鳴って叱り自分のするべきことを覚えたとしても飼い主さんに恐怖を感じてしまうこともあります。

飼い主さんに怯えて過ごす日々なんて猫にとっても気持ちのいいことではありませんね。

猫の居心地のいい環境を作ってあげることが、猫にとっても飼い主さんにとってもプラスになっていくと思いますよ!

名前を呼んで怒る

名前を呼んで叱ってしまうと、次にただ読んだつもりが振り向いてくれなくなるかもしれません。

何故かというと、猫の頭にはこう学習されてしまいます。

「名前を呼ばれたらまた怒られるんだから振り向かないでおこう」

このように、猫の頭には記憶されてしまいます。

名前を呼んで叱るというのはやめておいたほうがいいですね!

力づく

しつけを理解しないからと言って、体で覚えさせようと力づくでやる人が時々いるそうです。

しかし、この方法は何のメリットもなく飼い主に対する不信感を猫が抱くだけです。

むしろこの方法は体罰と言ってもおかしくはないでしょう。

猫の体に攻撃をして覚えさせるなんてことは絶対にやめましょう。

時間が経過してから叱る

「猫は子猫のうちからしつけしたほうがいい」

この言葉を聞いたことがある方はかなりいると思います。

確かに、子猫から成猫になるにつれ覚えにくくなっていくそうです。

成猫になってからだと素直に聞き入れてくれないときがあります。

成猫が学習してくれないのは時間がたった後に叱るからだと思います。

例えば、おしっこを違う場所でしてしまった時はすぐに飼い主さんがそこに駆けつけて猫に叱る必要があります。

仕事などで時間がないのもわかりますが、猫はそのくらい観察していかないとしつけが難しいということを理解してほしいのです。

だんだんでいいのです。

いきなり猫も覚えられることはありません。

だんだん飼い主さんと猫で一緒に学習していくことが重要になりますよ!

信頼関係が成り立っていない

飼い主と猫の間に信頼関係がなければ難しいでしょう。

人間で例えると、何の信頼もない人間から「あれしろこれしろ」と言われても「なんだこいつ」ってなって何もする気にはならないと思います。

それと同じで人間に信頼のない猫に「あれしろこれしろ」なんて言っても聞くわけがないのです。

まず猫との間に信頼関係を築いてから行うことがいいかもしれませんね!

しつけは慎重に!

しつけ=人間の考え方

これは冒頭でも言いましたように、しつけは人間の考えたかや要求を猫に教えるということです。

人間の考え方た要求を教えます。

それとは裏腹に猫もやりたいことがあります。

これを上手にバランスをとってしつけをする必要があります。

人間の考え方で全部縛り付けてしまうと猫にとってもストレスになってしまいます。

そこら辺のバランスを考えることが重要になるでしょう。

手間はかからない

猫に覚えさせるのは最低限でいいのです。

最低限のマナーとルールだけを覚えさせましょう。

例えば、トイレの場所・爪とぎ・餌の場所・噛み癖・入ってはいけない場所など。

トイレの場所は猫はもともときれい好きなので何回か教えてあげるだけで大丈夫です。

このように最低限の事を覚えさせるだけで後は大丈夫です。

自ら考えさせる

「これはやらないほうがいいかな?」

と猫自体に考えさせましょう。

ここでやってはいけないことをやってしまった時の嫌な思いを思い出させるのです。

「ここでやったら嫌なことになる」

と考えさせるのです。

これは工夫が必要になり大変かもしれませんが、猫に判断させるようなこと考えてあげてください。

叱るだけではだめ。しっかりと褒めることも忘れずに!

人間も上司や先輩、先生に叱られたときに「うわーやったはー」って気持ちになるかもしれませんが、そのあとにすごく褒められると「やっぱこの人についていきたい」って思うことがあると思います。

人間もそうですが、褒めるということは叱るという意味ですごく重要になってきます。

人間の要求を叱って猫に縛り付けることは、猫にとってただストレスにしかなりません。

そこで重要になるのは叱った後はしっかりと叱ってあげることが大切です。

もし、叱ってだけの猫がいましたら、褒めるか回数を増やしてあげてください。

動物は叱られている時と褒められている時はしっかり判断することができます。

叱って猫との間の信頼関係を崩すこともありますが、叱って褒めるということは逆に信頼関係を増やすことになっていくのかもしれませんね!

まとめ


いかがだったでしょうか?

今回は猫のしつけと題してやっては絶対いけないことをご紹介しました。

ここの記事で一番重要になるのは叱った後はしっかりと褒めるということだと思います。

猫に限った話ではありませんが、犬や猫は飼い主の事を考えてくれています。

「これをしたら飼い主が喜ぶ!」

と考えています。

ちゃんとできた時は褒めてあげることによって「喜んでくれた!」と認識してくれます。

「これだけやったのに何で覚えないの!?」と言って体罰は絶対にダメです。

お互いに不信感を抱き余計にいうことを聞いてくれなくなります。

しっかりと猫の気持ちも考えて人間の考え方を教えていくことも大切になります。

もしこれを読んでいる飼い主さんがいましたら是非実行してみてくださいね!

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