猫が「好きな人」にだけ見せてくれる5つの仕草と行動

猫には独自の愛情表現があります。

今回は、猫が好きな人にだけする仕草や、猫に好かれやすい人の特徴をご紹介します。

猫が好きな人にだけ見せる特別な行動とは?

猫は感情を表現するのが苦手と言われていますが、好きな人には気持ちを伝えます。

ここでは、猫が好きな人にだけする5つの行動をご紹介します。

お腹を露出して寝る

猫にとってお腹は重要な部位なので、警戒しているときは絶対にお腹を露出しません。

お腹を見せるのは、心を許している人や、自分を攻撃しないとわかっている人に限られます。

ただし、「お腹を撫でて」と言っているわけではないので、お腹を直接撫でるのは控えたほうがいいでしょう。

その場合は、あごをなでたり、お気に入りのおもちゃで遊んであげると喜ばれます。

どこにでもついてくる。

甘えん坊気質の強い猫は、特定の人の後をついて回ります。

トイレやお風呂に入っているときに待ち伏せしたり、カリカリと音を立てて早く出てくるように促したりすることもあります。

甘えに反応しすぎると分離不安症になることもありますが、一人で過ごせる時間があれば、好きなだけつきまとわせてあげましょう。

一緒の布団で寝るということ

寄り添って寝るという行為は、安心できる相手と一緒でなければできません。

中でも、顔を近づけて寝るという行為は、好きな人(心から信頼できる人)と一緒でなければできません。

ちなみに、独立心の強い猫は、一緒に寝ても布団の中に入らないことが多いです。

自由に動ける布団の上や、あなたの足元を好む傾向があります。

スリスリしてくる

猫は顔に臭腺があり、フェロモンを放出します。

気に入った相手には積極的に頬をこすり、自分の匂いをマーキングします。
(マーキングといっても不快な臭いではありません)

よくこすりつけられる場合は、猫があなたに好意を持っている証拠です。

サイレントニャー

空気だけで「ニャー」と鳴くしぐさを見たことがありますか?

これは、通称「サイレント・ニャー」と呼ばれる特殊なニャーです。

実際にはしっかりとした鳴き声なのですが、超音波を発しているため、人間の耳には聞こえません。

主に子猫が母猫に向かって発する鳴き声です。

母猫のように甘えたい相手に無言の鳴き声をするのです。

究極の甘え行動なので、ぜひ優しく撫でてあげてくださいね。

猫が大好きになる人間ってどんな人なの?

猫に好まれる人といえば、どのような特徴があるのでしょうか?

気に入らないことをしない人

抱っこを強要したり、猫に強引な態度をとる人は嫌われます。

猫に好かれる人は、猫が嫌がることをしません。

猫の気分に合わせるのが上手で、飽きたら簡単に猫を放してくれます。

おとなしい人

猫は聴覚に優れているので、穏やかなトーンで話しかけてくれる人を好みます。

また、甲高い声の方が落ち着きます。

低くて大きな声は、威嚇していると誤解されやすく、距離を置かれてしまいます。

動きが小さい人

猫から見ると、人間は巨人のようなものです。

慌てて動き回る人は動きが大きいので、人に慣れていないと恐怖を感じてしまいます。

動きが小さくて落ち着いている人には、徐々に心を開いていきます。

愛猫と接するときは、できるだけ小さく、ゆっくりとした動きを心がけましょう。

完全に初対面の猫の場合は、これに加えて目を合わせないようにすることも大切です。

まとめ

猫は警戒心の強い動物なので、本当に安心できる相手にしか見せない行動があります。

あなたはこの5つの行動をどのくらいの頻度で見ますか?

あまり効果がないと感じても、あきらめないでください。

猫が好きな行動を意識的に取り入れることで、あなたへの信頼感を高めることができます。

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