猫は嫉妬深い動物だと言われています。
飼い主が他の動物や何かに夢中になっていると、それを知らせるために様々なサインを見せてくれます。
いったいどんなサインなのでしょうか?
さっそくチェックしてみましょう。
あなたを見つめる
彼女があまりにもあなたを見つめている場合、彼女は嫉妬しているかもしれません。
原因を突き止めてなんとかしたいところですが、プライドが高くて何もできないのかもしれません。
自分が見られていると思ったら、猫が嫉妬しているのではないかと考えてみましょう。
何か思い当たることがあれば、猫に注目してあげてください。
きっと寂しさを感じているのでしょう。
あなたに遠くから気づいてほしいのです。
割り込んできます。
場合によっては、ヤキモチが直接行動を起こすこともあります。
あなたと愛情の対象の間に入ってくるのです。
猫は生き物に嫉妬するだけではありません。
スマホやパソコン、テレビにもヤキモチを焼きます。
あなたの目の前でよく邪魔をするのは、嫉妬しているからなのです。
“私を見て!”という強い気持ちがあるのでしょう。
要望があるのかもしれませんが、いずれにしても、飼い主の注意を自分に向けたいのでしょう。
噛みついてくる
あくびは、猫のストレスの原因になります。
気持ちが高ぶって、「噛む」という形で噴出してしまうのです。
猫が本気で噛むと、大怪我をします。
噛む力は、手のひらに穴が開くほどです。
猫はストレスに弱い生き物なので、あまり嫉妬させるのはよくありません。
精神的なバランスを崩して体調を崩してしまう可能性があります。
攻撃してくる
猫が攻撃的になることがあります。
嫉妬されたストレスが溜まり、飼い主や他の猫を追いかけるようになるのです。
この傾向は、特に縄張り意識の強い猫に強く見られます。
自分のお気に入りの場所や飼い主は自分のものだと思っているので、近寄ってくる猫を攻撃して遠ざけようとします。
多くの場合、どちらかが引き下がればその場は収まりますが、そうでない場合は深刻なケンカに発展することもあります。
大切な猫が怪我をしないように気をつけましょう。
家出をしてしまう
嫉妬心から家の中で居心地の悪さを感じている猫は、家出をすることがあります。
環境の変化に弱いので、新しい猫を飼うときは特に注意が必要です。
新しい猫の世話に追われて先住猫を放置してしまうと、ストレスの原因になります。
その結果、家出をしたり、病気になったりすることがあります。
新しい猫が多少手を焼いても、それ以上の注意を払うようにしましょう。
そして、何をするにも必ず先住猫のことを第一に考えてください。
“自分が十分な愛情を受けている “と感じれば、嫉妬することもないでしょう。
もちろん、家出をすることもないでしょう。
まとめ
猫の嫉妬心がどこから来るのかはわかりませんが、おそらく「縄張り」という意識からくるものだと思います。
オス猫は隣人への嫉妬心が強い傾向にありますし、我が家のオス猫もメス猫よりも嫉妬心が強いですね。
私が他の猫の世話をしていると、それを邪魔してくる。
そして、他の猫を攻撃しようとするので、「俺はお前のものじゃないんだ…」と嬉しいような悲しいような気持ちになります。
多くの猫飼いの方が経験したことがあるのではないでしょうか。
猫の嫉妬、かわいいけどちょっとウザい?
可愛くて迷惑な彼らの気持ちを、ぜひ受け入れてあげてくださいね。