猫を飼うのに最低限知っておくべき情報や飼育していくうえで心がけること

猫は数あるペットの中でもとても身近で人気の動物です。

そんな猫をこれから飼いたいと思っている人や猫を飼っているけれどまだ知識がなくてどうしたらいいかわからないという方に向けて、猫を飼う上で最低限知っておくべき知識と飼育に必要な環境などについてまとめました。

猫一匹にかかる飼育費

猫も生き物なので食事をとらなければ生きていけませんし、人間と同じように体調を崩すこともあるので適切な飼育環境を整える必要があります。

と、いうことは食費・光熱費が最低でもかかってくるということですし、そのほかにも猫専用の食器や猫と遊ぶために使うおもちゃ、猫の寝床、猫のトイレなどを購入する必要があるでしょう。

これらのことを踏まえたうえで、猫を一匹飼うのにかかる飼育費は大体15000円/月くらいと言われています。

では、どのようなものにお金がかかるのかをもう少し詳しく見ていきましょう。

購入するもの

猫を飼ううえで必ず購入すべきものは、猫の食事となる「キャットフード」キャットフードを入れる「猫用食器」猫が排泄をするための「猫用トイレ」排泄物の臭いを消臭するための「猫砂」です。

これらはこれから猫を飼育していくうえで無くてはならないといっても過言ではないものですから、事前に購入して用意しておきましょう。

エアコンなどにかかる光熱費

猫は人間と同じで気温の変化を感じる動物ですから一年間のうちで気温が特に高くなる夏と特に寒くなる冬は、私たち人間がそうしているようにエアコンをつけるなどして猫が快適に過ごせるように気温を調節してあげる必要があります。

気温の調節を怠ってしまうと、猫が体調を崩す原因になってしまうので気を付けましょう。

エアコンは当然タダでは使用できないので光熱費もかかってしまいます。

医療費

猫は人間と違い、健康保険などの医療費補助制度がありません。

そのため、もし飼っている猫が体調を崩すなどして病院にかかる場合、医療費が全額負担になります。

そしてそこで重大な病気が発覚した場合などはプラスで通院費や治療費などが加算されるため猫の医療費はバカになりません。

そういうときのために任意で加入できるペット保険というものがありますこれに入っておけば医療費の一部を補助してくれるのでもしもの時のために加入しておくというのも一つの手です。

保険に入らない場合は、保険料を毎月払っているつもりで一定額の貯金をしていくという手段もあります。

私たち人間もそうですが、健康なうちは医療費がかからないと思って何も対策をしていないと後で病気になったときに困ってしまいますから、猫を飼うのであれば医療費のことも考えていかなければなりません。

猫と暮らしていく中で心がけること


猫を飼うということは日常生活を猫と共に過ごすということになるので、せっかくペットを飼うのなら充実した飼育生活を送りたいですよね。

そこで、猫と暮らしていく中で心がけたほうがいいことをいくつか紹介します。

適度な運動をさせてあげる

猫も運動不足では健康に良くありませんし、運動をすることでストレス解消につながることもあるので、適度な運動をさせてあげましょう。

家の中に何か猫が登れるものを配置しておくとか、飛び移れるように家具を配置するといった簡単なことだけでも猫は勝手に運動するようになるので、猫を飼ったらまずは一度部屋の中の家具や物の配置などを見直してみてください。

一緒に遊んであげる

時には猫と一緒に遊んであげることで、自分も癒されますし猫も喜んでくれます。

何度も遊んでいるうちに猫が自分に懐いてくれる可能性が高いので、空いた時間にはぜひ猫と一緒に遊んでみてください。

猫を二匹以上飼うときの注意点

お金に余裕がある人や猫が好きで仕方ないという人は一匹だけでは満足できず、二匹同時に猫を飼う人もいます。

しかし、猫を二匹飼う場合は、単純に飼育費が倍になるだけでなく、注意点もいくつかあるので事前に知っておきましょう。

私たち人間が十人十色と言われているように猫もそれぞれ性格のようなものがあり、ほかの猫に対して攻撃的な猫もいればすぐに仲良く遊べるようになる猫もいます。

二匹以上の猫の飼い主になるのであればどちらの猫に対しても気を使わないといけませんし極力お互いが喧嘩をしないようにする必要があります。

この点に関しては猫にも個体差がある以上一概に言えないため実際に二匹を飼ってみてから状況に合わせた対処法をとりましょう。

まとめ

・猫を飼うのに必要な飼育費は食費や光熱費やその他諸々の費用を合わせて、大体月15000円程度かかる。

・猫の医療費は基本的に全額負担なので、任意のペット保険に入るか、毎月医療費用に貯金をするなどして対応したほうが良い。

・猫を二匹以上飼う場合はお互いの相性やそれぞれの性格を考慮してすべての猫のストレスケアをしてあげる必要がある。

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