
猫から連想するものを聞けば、ほとんどの人は「肉球」と答えると思います。
猫の肉球って形がきれいでかわいいですし、プニプニしていて気持ちいいですよね。
そんな猫の肉球ですが、実はいろんな役割を果たしていて、猫にとって欠かせない部位となっています。
そこでこの記事では「猫の肉球の役割」を具体的に解説します。
ほとんどの人が知らない「肉球の正式名称」も合わせて紹介しますね。
もくじ
猫の肉球の正式名称
皆さんご存知の猫の肉球。プニプニで柔らかくて、とってもかわいらしいですし、足跡が猫のスタンプになっていることもありますよね。
そんな猫の肉球には、正式名称があります。
猫好きは知っておいて損はありませんので、ぜひ覚えてください。
さっそくですが、猫の肉球の名称を紹介します。
肉球の正式名称は「蹠球」(しょきゅう)です。
それだけでなく、肉球1つごとにちゃんとした名前があります。
前脚
掌球(しょうきゅう):前脚の中心にある大きな肉球
指球(しきゅう):掌球の外側にある5つの肉球
狼爪(ろうそう):指球の内側にある親指にあたる肉球。
手根球(しゅこんきゅう):前脚にしかない肉球。掌球から少し離れた部分にある。
後ろ脚
足底球(そくていきゅう):後ろ脚の中心にある大きな肉球。
趾球(しきゅう):後ろ脚にしかない4つの肉球。足底球の外側に位置にある
このように猫の肉球には、それぞれに名前が付いています。
難しい漢字で分かりにくいかもしれませんが、覚えてみてください。
猫の肉球にはどんな役割がある?
猫の肉球は、生きるために欠かせない重要な役割を果たしています。
今でこそペットとして飼われている猫ですが、野生にいた頃は肉球がないと生きていけないほどでした。
猫の肉球は人間の手。
人は手がなくなると物も持てませんし、字も書けません。
さらに1人で食事を摂ることもできないです。
それと同じくらい、猫の肉球は重要なのです。
前置きが長くなりましたが、さっそく「猫の肉球が果たしている役割」を解説していきますね。
猫の肉球は、主に以下の5つの役割を果たしています。
- 足音を消す
- 衝撃を吸収する
- ツルツルしたところで滑らないように
- 顔についた汚れを取り除く
- しがみついたり・ものを掴んだりする
①足音を消す
猫はもともと狩りをしてネズミなどを食べていた動物です。
ご存知の通りネズミはすばしっこく、私たち人間に捕まえることはまず無理です。
すばしっこいネズミを捕まえるためにはまず、気づかれないことが重要です。
足音で獲物に逃げられないように、猫の肉球はプニプニと柔らかくなっているのです。
猫といえば、常日頃から高いところに登っているイメージがありますよね。
高いところに登るのはいいとして、問題はどうやって着地するかです。
着地する際に重要なのも猫の肉球。
もし肉球が柔らかくなかったら、衝撃を吸収してくれません。
こういった意味でも、猫の肉球は重要な役割を果たしています。
③ツルツルしたところで滑らないように
猫ってツルツルしたところでも、スイスイと歩けていると思いませんか?
これは、猫の肉球がプニプニしていて、地面をしっかりと掴めるからです。
ネズミを捕まえるとき、猫も全速力を出します。
そのときにツルツルしたところで滑っては、せっかくの獲物を逃してしまいますからね。
速く走るためにも、猫の肉球は役に立っているのです。
④顔についた汚れを取り除く
猫は身体の清潔を保つために、定期的に毛づくろいをします。
しかし、舌を使うので顔や首についた汚れは取り除くことができません。
先程「肉球はプニプニしていて滑らない」と説明しましたが、それを応用して顔についた汚れを肉球で取り除いているのです。
⑤しがみついたり・ものを掴んだりする
猫の肉球は滑りません。そのため猫の肉球と は、しがみついたり・ものを掴んだりするのにも適しています。
おもちゃで遊んであげると、器用に持ち上げたりしているのを見たことがありませんか?あれは、猫の肉球が柔らかいからこそできることなのですよ。
肉球の状態から病気が分かる
肉球を観察すれば、病気のサインが分かることもあります。
基本的に人間と同じで、肉球の色が濃くなっていたら発熱・薄くなっていたら貧血が疑われます。
また、猫の肉球は乾燥すると役割を果たせなくなるので、定期的にクリームでケアしてあげてください。
肉球の状態から、猫の健康状態を確かめてみるのもいいでしょう。
まとめ:猫の肉球にはこんな意味があった!
この記事では「猫の肉球の正式名称と役割」を具体的に解説しました。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
猫の肉球が果たしている役割は、以下の5つです。
- 足音を消す
- 衝撃を吸収する
- ツルツルしたところで滑らないように
- 顔についた汚れを取り除く
- しがみついたり・ものを掴んだりする
肉球は、猫にとってなくてはならない存在です。
なので飼い主さんは、定期的に肉球を観察してケアしてあげてくださいね。