猫の平均寿命は何年?室内猫と野良猫の違いは?人間年齢だと何歳?

猫の平均寿命は年々延びています。

愛猫は人間の年齢に換算すると何歳なのでしょうか?

老いや老化はいつから始まるのでしょうか?

家族の一員である愛猫が少しでも長生きするために大切なことをご紹介します。

猫の「平均寿命」とは?

一般的に猫の平均寿命は12~18歳前後と言われており、年々平均寿命は延びていると言われています。

また、完全室内飼いの方が事故や感染症のリスクが少ないため、長生きする猫が多いようです。

猫は人間の何歳に相当するのか?

つまり、猫の1歳は人間の1歳に何歳相当するのだろうか?下の表を見てほしい。

人間
1ヶ月 1歳
3ヶ月 5歳
6ヶ月 9歳
1年 17歳
3年 28歳
5年 36歳
10年 56歳
15年 76歳
20年 96歳

猫は1年目で人間の約17歳、2年目で約23歳、3年目で約28歳まで成長し、その後は1年が人間の4年に対応するように増えていくようだ。

そして一般的に7歳以上を「シニアエイジ」と呼び、この頃から徐々に老化が始まる。

人間で言えば、単なる中年期である。

人間同様、食事や運動に気をつけ、太りすぎないように気をつけなければならない時期だ。

11年経つと、猫は「老年期」に入る。

人間でいうと60歳に相当します。

この頃になると、動きが鈍くなったり、毛が白髪になったりと、目に見える老化現象が目立ち始めます。

また、風邪や内臓の病気にもかかりやすくなるので、ちょっとした体調の変化に注意し、気になることがあればすぐに獣医さんに相談しましょう。

世界一長生きした猫は38歳!

 ギネスブックによると、世界一長生きした猫の記録は38歳と3日(1967年8月3日〜2005年8月6日)。

クレーム・パフというニックネームのこの猫は、アメリカのテキサス州に住んでおり、人間の基準では170歳である!

さらに、同じ飼い主によって飼育された別の猫も34年2ヶ月生きた(1964年~1998年)。

猫が長生きするために飼い主ができること

猫も年をとると、人間と同じように体にさまざまな不調が出てくる。

目が見えにくくなったり、動きが鈍くなったりして、思わぬケガをすることもあります。

 大切な猫に少しでも健康で長生きしてもらうために飼い主ができることは、定期的に健康診断を受けたり、毎日猫の体を触ったりして、日々猫の状態を観察することです。

 そして、何かあったらすぐに病院へ行き、獣医さんのアドバイスを受け、それに従うことです。

 また、獣医学は日々進歩しています。

例えば、猫に多い腎臓病については、東京大学の研究をもとに画期的な治療法が開発されつつあり、猫の長寿化が期待されています。

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