猫を家族に迎えたときや、猫を飼っている家に招かれたときなど、猫と初対面の場面があると思います。
もともと人懐っこい猫もいれば、もちろんそうでない猫もいます。
では、猫は初対面の人に会うとき、どのような仕草をするのでしょうか。
匂いを嗅ぐ
猫の嗅覚は人間の何万倍、何十万倍も優れています。
この優れた嗅覚を使って、猫はお互いに匂いを嗅いで情報を交換している。
それと同じように、初対面の人には、お互いに匂いを嗅いで情報を得ようとするのです。
威嚇する
猫はとても警戒心の強い動物です。
野生時代は、いつ敵に襲われるかわからない緊張感のある状況で、生き延びるためには警戒心を持つ必要がありました。
初対面の人には、警戒心だけでなく、恐怖心から威嚇することもあります。
「シャー」という音は、強い恐怖を感じたときに自分を守るための攻撃的な行動である。
隠れる
来客があると隠れてしまう猫も多いのではないでしょうか。
これは警戒心と恐怖心によるもので、あなたが自分を攻撃するかもしれないと感じているのです。
猫が野生だった頃は、小さくて暗い穴に隠れて狩りをしていたそうです。
野生の猫が小さくて暗い穴に隠れていたのは、敵に見られない安全な場所だったからです。
この名残で、猫は家具の下や押し入れの中など、小さくて暗い場所が安心できるのです。
何度も来客があると、猫は非常にストレスを感じます。
猫が安心して暮らせるように、隠れるスペースを確保してあげましょう。
しっぽを膨らませる
猫は威嚇されると、自分を大きく見せるために尻尾を膨らませたり、毛を全部まとめたりします。
これは、初対面の人に襲われないように身を守るための本能的な行動です。
スリスリする
上記の4つとは対照的なジェスチャーです。
人に対してあまり警戒心を持たない猫もいるでしょう。
初対面でも膝の上に乗ってきたり、甘えてきたりする猫もいます。
人との接触が多かった猫は、人が撫でてくれたり、食べ物をくれたりと、自分にいいことをしてくれることを認識しています。
猫が鳴くのは、甘えられたりおねだりされたりするだけでなく、自分の匂いで安心したいという気持ちもあります。
まとめ
どうでしたか?
猫も人間と同じように、さまざまな性格を持っています。
猫に出会うと、つい触ってみたくなったり、抱いてみたくなったりしますが、ほとんどの猫は警戒心が強いことを知っておきましょう。
無理に押し付けても逆効果です。
猫に「あなたは攻撃してこない安全な人」と認識させることが大切です。
猫が自分のところに来るのをじっと待ちましょう。