
私たちの身の回りにあるものには、ネコにとって良くないものがたくさんあるのです。
今回はネコに食べさせてはならない食べ物や植物を4種類ご紹介します。
ココア
テオブロミンという成分がココアに含まれており、この成分が嘔吐や脱水症状などの中毒症状の原因になり得ます。
そのためネコにはココアを与えないでください。
ココア以外の食品でもチョコレートやココア風味の食べ物にはテオブロミンが含まれている傾向があります。
キシリトール
ネコがキシリトールを摂取すると低血糖状態に陥る恐れがあります。
そのような状態になると嘔吐やけいれんなどの症状が出る事があるのです。
キシリトールを含む傾向にある食べ物としてはガム以外にラムネ、タブレットなどが挙げられます。
ネコにとって有害な植物
植物の中にはネコの身体に悪影響を及ぼすものがあります。
一般的な植物の中ではこうした植物が有害となり得るのです。
●サフラン
●アジサイ
●ユリ
●チューリップ
これらは茎や花びらなどに毒を持っており、ネコが口にすると腎機能などに異常をきたす恐れがあります。
ゴーヤ
まったく与えてはならないものではありませんが、ネコに大量に摂取させると消化器系に異常をきたす事があります。
そのため1日の摂取量は小さじ1杯程度に留めましょう。
まとめ:ネコが有害なものを食べたら動物病院へ
今回ご紹介したものをネコが食べてしまったら、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。
たくさん食べなければ中毒症状が出ないものもありますが、ネコの体調によってはわずかな量でも異変をきたす恐れがあるのです。
またネコにとって有害となるものをネコが触れない場所に保管する事も対処法の1つとしおすすめします。