猫の年齢は人間に換算するとどのくらい?

自分の猫は、人間の年齢で考えると何歳にあたるのだろうと疑問に思ったことはありませんか?

今回は、人間の年齢に換算した猫の年齢と平均寿命、そしてギネス最高記録の長寿猫についてご紹介します。

猫と人間の年齢換算表

それでは、猫の年齢を人間に置き換えた表をみていきましょう。

6段階に分けられる猫のライフステージも合わせてご紹介します。

猫と人間の年齢換算表は、以下の通りです。

猫は、人間の4倍の速さで成長します。

生後1年ですでに人間の20年に該当し、それ以後は1年ごとに4歳ずつ年を取ります。

2歳以降の年齢の計算方法は、以下の通りです。

計算方法(2歳以上):24+(猫年齢-2歳)×4

猫の成長は1歳から1歳半でほぼ終わり、気付いたら年齢を越されているなんてことも。

猫の様子を毎日よく観察し、ライフステージに応じたケアを行ってあげましょう。

猫の平均寿命は?

一般社団法人ペットフード協会による2021年の調査によると、猫の平均寿命は15.66歳で、2010年と比べて1.3歳も寿命が伸びました。

最近は、餌の質や飼育環境の向上によって、猫の寿命は以前よりも長くなっています。

猫が長生きするために、リラックスできる環境作りを心がけましょう。

猫の寿命を確認しましたが、長生きしやすい猫の特徴などはあるのでしょうか?

ここでは、室内飼いの猫と室外飼いの猫の平均寿命の違い、そして猫の品種別の平均寿命の違いをご紹介します。

室内飼いと室外飼いの違い

「家の外に出ない」猫の平均寿命は16.22歳、「家の外に出る(野良猫は含まない)」猫の平均寿命は13.75歳でした。

室内で飼うかどうかによって、寿命に大きな差が出る結果となりました。

猫は自由気ままな性格であることや、犬と違ってリードをつけないことなどから、外に出ると交通事故や猫同士の喧嘩などの影響を受けやすいようです。 

品種の違い

続いて、アニコム ホールディングス株式会社が発表した「家庭どうぶつ白書2021」の人気猫トップ10の品種別の寿命をご紹介します。

2019年4月1日〜 2020年3月31日までの間に、アニコム損保を新規契約した0歳の猫26,557頭を対象としています。

最も平均寿命が長いのは、混血猫の15歳です。

混血猫とは、さまざまな猫種を交配させて生まれた猫のことです。

異なる種類の遺伝子を引き継いでいるため、純血猫よりも遺伝疾患が少ないと言われており、それが平均寿命につながったと考えられます。

ギネス記録の長寿猫は38歳、人間でいうと170歳!

ギネス記録を持っている長寿猫は、アメリカテキサス州に住むクリーム・パフちゃん。

年齢は38歳で、人間にすると170歳にあたります。

また、同じ飼い主に育てられた別の猫も34歳で、人間で言うと152歳まで生きたそうです。

2匹とも150歳超えというのは驚きです。

長寿の秘訣はベーコンエッグやアスパラガス、卵、ブロッコリーなどの食事と言われていますが、食べ物の因果関係はないとのことです。

家が猫にとってストレスのない素敵な環境だったんでしょうね。

まとめ

猫は、人間と比べ短命で、また成長スピードも早いです。

できるようになったことや成長過程を記録して、猫との思い出を1ページでも多く作りましょう。

猫にとっても、人間にとっても、限りある時間を楽しく過ごすために、改めて猫と向き合い一日一日を大切にしましょう。

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