
腹が立ったことがあれば、イライラします。
イライラが最高潮になり我慢できなくなると、物や人に当たったりします。
あまりいいことではありませんが猫にもこの現象がみられるのです。
今回は猫のやつあたりについて詳しく調べていきたいと思います。
もくじ
猫の八つ当たりについて
猫は、ストレスを感じたり不満を持っている時に、飛びかかったり殴ってきたり攻撃を仕掛けてくることがあります。
この行動を転嫁行動といいます。
この行動は、猫にとっては最適なストレス解消法なのです。
猫によって当たるものは違います。
飼い主や同居人。
またはおもちゃや爪とぎを始める猫もいます。
猫によって様々なので少し面白い一面もあります。
なぜキレるの?
猫がキレる理由としては、触りすぎや無理やり抱っこなど猫にストレスを与えることをし過ぎるからと考えられます。
飼い主さんが猫を構いすぎたり、かわいいからと言って無理やり抱っこなど嫌がっていることをし過ぎると猫は突然キレます。
基本的には我慢ができる動物ですが、あまりに嫌と感じたらキレる場合があります。
八つ当たりはただ当たるだけですが、キレると当たるだけでは済まされません。
本気で攻撃を開始します。
あまり猫をきれさせないようにしてあげてくださいね。
野生の名残でしょうか、目を合わせすぎるだけでキレられることがあります。
野生動物は目を合わせると臨戦態勢に入ります。
これは、目を見られる事によって喧嘩を売られたと勘違いするからです。
犬などは忠誠心が強いため、心を許した人には目を合わせたりしません。
しかし、猫は違って心を許した人でも目を見てくるのです。
もし、猫が目を合わせてきても見つめすぎず、できれば早めに目を離してください。
八つ当たりされた時の対処法はある?
猫が落ち着くまで待つ
人間もイライラしている時はそっとしておいてほしいですよね。
これは猫も同じで気が立っていて怒っているので、そっとしておいたほうが猫も気持ちの入れ替えが楽なのかもしれません。
これに対して飼い主さんが近寄り猫をなだめるつもりでなでたとしても、猫は邪魔されていると勘違いして、怒りの標的が飼い主に向いてしまう場合があります。
なだめるつもりだとしてもなるべく近づかないで遠くで見守るようにしてください。
無理に近づきなでようとすれば、引っかかれたり噛まれたり、ケガをしてしまう可能性もあります。
注意が必要ですよ。
猫が落ち着いて構ってほしくなったら自分で近づいてきます。
その時は思う存分に構ってあげてくださいね。
タオルをかぶせる
猫は行動のコントロールガ苦手で、喧嘩をしている時に仲裁に入った飼い主が攻撃されたりすることもあります。
イライラしていて、たまたま近くに飼い主がいたから飼い主に当たるなど理不尽なこともあります。
他にも、猫が寝ている時に誤って大きな音を出してしまった。
ふとしたことでも猫はいきなり攻撃を仕掛けてきます。
人間からしたらありえないだろと思われるかもしれませんが、人間だって同じことをしています。
ただ人間は考える力が他よりも優れていて、人に当たってはいけないと思っているだけです。
人ではなくものに当たったりすることもあります。
このように人間は行動のコントロールが効きますが、猫にはききません。
そんな猫に最適なイライラを抑制する方法はタオルをかけてあげることなのです。
何の意味があるの?と思われるかもしれませんが、怒っている猫にタオルや猫のお気に入りのものをそばに置いてあげて気をそらすことでイライラを紛らわせられるかもしれません。
そばに物を置いてあげる時は、時間をかけずに素早く行動しましょう。
長居は無用です。
あまり長くいすぎるといきなり攻撃をしてくる可能性がありますので、気を付けてくださいね。
八つ当たりの原因を探る
一番の解決策は猫のイライラの原因ごとつぶすことです。
猫が不快に思う環境があればそれを改善してあげる。
もし、同居の猫が原因なら、それぞれ寝床を離してお互いの顔を見る機会を減らしてあげるなど。
猫に襲われるということは、小さな虎に襲われているのと同じくらい大けがをするかもしれません。
ネコ科ですからね。
攻撃が習慣化している時は、早めに直すことが一番などで病院や獣医などに相談することをお勧めします。
体罰は絶対しない!
攻撃されても、やり返さずにほおっておく。
間違っても体罰はだめです。
幼少期のころを思い出してキレたりすることもあるそうです。
猫に対してしつけと言って叩いたり怒鳴ったり。
このような体罰を受けていた猫は飼い主以外の人間にも攻撃をしたりすることがあります。
こんなこと起きてしまった場合は、飼い主に対して不信感や恐怖心、猫の臆病さが原因と考えられます。
この場合はしっかりと猫に寄り添いましょう。
もし攻撃してきても、絶対にやり返したりしないでくださいね!
軽く叱る
本当に軽くです。
これ以上猫のイライラを増やさない程度です。
しっかりと目を見て「ダメ」って伝えましょう。
大きな声を荒げて叱ると動物は「なんでこいつでかい声出してんだろ?」としか思はないそうです。
しかし、目を見てしっかりといいたいことを一言で伝えようとすると、動物には通じるのです。
なので、もし叱るときは、しっかりと目を見させて「ダメ」と否定的にあ言葉を発しましょう。
それに、猫に大きな声をあげて叱ると猫は怖がってしまいますし不信感を抱いてしまうかもしれませんしね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
もし、今自分の飼い猫がイライラしていて困っているから、この記事を読んでいるという方はこの記事を参考にしてみてください。
ここで分かってほしいのは、猫が飼い主を攻撃しているのは好んで攻撃しているわけではありません。
しょうがない行動です。
だからと言ってほおっておくわけにもいきません。
もしも悪化するようであれば強めに叱ってあげてください。
それでも治らない場合や、今まで優しくてキレるような猫じゃなかった場合は病気の可能性もありますので、一度病院に連れて行ってあげるこもをお勧めします。
癲癇や脳腫瘍、甲状腺機能亢進症などの病気にかかると、攻撃性が増すことが見られるそうです。
原因を探ってもわからない場合は病院に連れて行って検査を受けさせてあげることが一番の策ですよ。