
猫は基本的にマイペースな生き物で、飼い主のことを困らせることがよくあります。
特にあるのは、猫が好みの食べ物しか食べないことです。
猫を飼っていないと「猫にも偏食ってあるんだ!」とびっくりしてしまいますよね。
飼い主としては、栄養バランスの整った食事を摂ってほしいものです。
そこでこの記事では「猫の偏食を治す方法」を具体的に解説します。
まずは、どうして猫が偏食になるのかについて知りましょう。
もくじ
猫はどうして偏食になるの?
猫が偏食になる原因はさまざまですが、主に考えられるのは子猫の時の食生活です。
猫はとても可愛い生き物ですので、甘えられたら飼い主はなんでも与えたくなってしまうものです。
猫も生き物なので好き嫌いがあるのは当然ですが、だからといって猫の好物ばかり幼少期に与えてしまうと、甘えれば好きなものを与えてもらえると認識するようになります。
そうなると、猫は好きなものしか食べなくなり、偏食となってしまうのです。
飼い主さんは、いくら猫が可愛いからといって、甘やかしすぎないように気をつけましょう。
特に子猫のうちから甘やかしていると、成猫になってから偏食を治すことが難しくなってしまいます。
猫が偏食にならないように、子猫のうちからなんでも食べさせるようにしてください。
猫がご飯を食べないからといって、頻繁にエサを変えるのはやめたほうがいいです。
大人の猫になってからも大変になってしまうので、気をつけてくださいね。
猫の偏食を治す方法
先程説明した通り、猫の偏食は幼少期のしつけによって変わってきます。
万が一、猫を甘やかしすぎて偏食になってしまった場合は根気よく治す必要があります。
好みのものしか食べない生活のまま成猫になってしまうと、その後のしつけで偏食を治すのはどんどん難しくなっていきます。
そのため、猫が偏食だと感じたら早めに治すことが大切ですよ。
普通の人だと、猫の偏食をどうやって治せばいいのば分からないと思うので、この記事で学んでください。
猫の偏食を治したいと思ったら、まずは以下のことを実践しましょう。
- 好みの食べ物と与えたい食べ物を混ぜる
- 決まった時間に与える
好みの食べ物と与えたい食べ物を混ぜる
偏った食事を手っ取り早く改善するには、好みの食べ物と与えたい食べ物を混ぜる方法を使うといいです。
偏食になってしまった猫は、好きな食べ物ばかり食べるようになります。
そうなると栄養バランスが狂い、人間でいう生活習慣病になる可能性も捨てきれません。
猫は偏食であることが多いので、飼い主もそれほど気にしないと思いますが、本当に偏った食事は猫の健康状態を悪くしてしまいます。
こういったことにならないために、栄養バランスのとれた食事を与える必要があります。
とはいえ、いきなり嫌いな食べ物を与えても猫は食べようとはしません。
ですので、猫が好きな食べ物と与えたい食べ物を混ぜて食事を摂らせてください。
最初は好きな食べ物の比率を多めにして、慣れてきたらだんだんと与えたい食べ物の比率を増やしていきましょう。
これを実践すれば、自然と猫がバランスのよい食事を摂ってくれるようになりますよ。
決まった時間に与える
好きなものしか食べないことを偏食と思いがちですが、食事の時間がバラバラなのも偏食と言えます。
人間でも夜中に食事を摂ったり、間食をたくさん入れたりする人のことを偏食だと言いますよね。
猫も同じで、食事の時間が日毎に違うのも偏食なので、改善する必要があります。
子猫の時から食事を要求されたときに与えられてきたら、成猫になっても食べたいときに食べるような堕落した生活になってしまいます。
猫の食事について調べると、1日に与えるべきエサの量が書いてありますので、その量を守って食事を摂らせるようにしてください。
また、日毎に食事の時間がバラバラなのも問題ありなので、何時にエサを与えるか決めて、それ時間以外はなにも与えないようにしましょう。
猫が食事しないのは病気が原因のこともある
猫が食事をしないとき、多くの飼い主は偏食だと考えがちです。
たしかに猫が偏食であることは多いので、そう考えてもおかしくはないです。
しかし、本当に全く食事を摂らない場合、猫がなんらかの病気になっている可能性が高いです。
偏食なのか、病気で食事を摂れなくなっているのかを見極めるには、どのくらいの期間ご飯を食べていないかです。
何日間も食事を摂らないなら、それは病気だと考えられるので、今すぐ猫を病院に連れて行ってあげてください。
まとめ:病気と偏食の見極めが大事!
この記事では「猫の偏食を治す方法」を具体的に解説しました。最後にもう一度内容を確認しましょう。
猫の偏食を治したいと思ったら、以下のことを実践しましょう。
- 好みの食べ物と与えたい食べ物を混ぜる
- 決まった時間に与える
子猫のときのしつけによって、偏食になることがほとんどなので、猫を飼い始めたばかりの飼い主さんは気をつけてください。