
もくじ
猫がシャーと声を出す理由は?
猫がなぜ「シャー」と声を出すのかご存知だろうか。
このセクションでは、猫が「シャー」という声を出すとき、どのような心理状態にあるのかをお伝えします。
警戒しているから
警戒すると、猫は警戒対象の方向に向かって甲高い声で鳴くことがある。
野良猫に近づいても逃げず、逆にシャーシャーと叩く猫もいる。
猫は新しいものを警戒するので、初対面の猫に会うときは、なるべく邪魔をせず、慣れて近づいてくるまで待つのがよい。
怒っているから
また、怒って嫌なことを強要されると、ヒューと鳴くこともある。
爪とぎを嫌がる猫は多いが、爪とぎをされると怒ることもある。
猫がイライラすると掃除が大変になり、怪我をすることもあるので、嫌いにさせるのではなく、徐々に慣れさせることを目標にすべきです。
あまりしつこく怒るとストレスになるので、騒がず、自由に歩き回れるようにしておきましょう。
機嫌が悪いから
また、単に機嫌が悪いだけなら、猫は回避するような声を出すこともある。
猫の機嫌が悪いときはそっとしておくのが一番だ。
猫の機嫌が直るまで、そっとしておいてあげましょう。
怪我をしているから
怪我をしていて触られるのを嫌がる猫でも、飼い主が触ろうとするとシャーと鳴くことがある。
いつもは怒らない猫が触られるのを嫌がったり、頻繁に体を舐めたりする場合は、怪我をしていないかどうか確認してみよう。
怪我はしていないが元気がない場合も、シャーという声を発して触られたがらないことがある。
猫が無気力で、触られるのを嫌がるようであれば、獣医師の診断を受けてください。
猫がシャーと声を出した時はどうすればいいの?
ここでは、猫が「シャー」と鳴いたときのそれぞれの対応について詳しく説明します。
猫から「シャー」と言ってきて困っている方は、参考にしてください。
かまわずほっておく
猫がヒスのような声を出すときは、不安か怒っているのだろう。
猫に押されたら、まずはそっとしておくこと。話しかけたり、目を合わせたりしないことが大切だ。
猫が落ち着いたら、あなたに近づき、匂いを嗅いで快適であることを確認し、それから近づいてきます。
猫が自分から近づいてくるのを待ちましょう。
猫の機嫌が悪かったり、怒っている場合は、猫が正気に戻ってあなたに近づくまでそっとしておいてください。
怪我や具合が悪くないか確認する
猫は飼い主にケガや体調不良を隠すことが多い。
たとえ具合が悪くても、自分から姿を見せることは少なく、深刻な状態になるまで飼い主が気づかないケースも多い。
いつもはおとなしい猫が小さな声で鳴く場合、怪我や体調不良の可能性がある。
触られるのを嫌がる場合は、猫の体を触って確認し、それが難しい場合は獣医に相談することをお勧めする。
子猫の場合は慣らしてあげる
子猫は生後1~2カ月までは警戒心が薄く、誰にでも慣れますが、大きくなるにつれて警戒心が強くなります。
子猫が警戒心を強める前に、たくさんの人と社会化させておくと、人に対する警戒心が薄れ、誰にでもすぐに慣れるようになる。
子猫の段階でおとなしくさせるのは、成猫よりもしつけやすいので、一緒に遊んだり社会化したりして慣れさせましょう。
まとめ
猫が「ヒッ」と鳴くのはどんな状態なのか、飼い主はどんな行動をとればいいのかをお伝えしてきました。
猫が鳴くのは、不安なときや怒っているときが多いようです。
猫がそのような状態のときは、そっとしておいてあげることが大切です。
猫の行動を理解し、猫との幸せな生活を楽しみましょう。