
猫を飼っていると「ゴロゴロ」と低い声で鳴くことがあります。
急にゴロゴロ鳴かれると「怒ってるんじゃないか」と不安になってしまいますよね。
そもそも猫は、どうしてゴロゴロ鳴くのでしょうか?
この記事では、そんな猫の「ゴロゴロ」について詳しく解説していきます。
記事を読めば、猫がゴロゴロ鳴く理由が分かるので、不安な飼い主さんはじっくり読み込んでください。
もくじ
猫がゴロゴロと鳴く理由
猫を可愛がっているときに、急にゴロゴロ鳴くと「どうして鳴いたのかな?怒ってるんじゃないか」と思うかもしれません。
しかしそれは間違いです。
猫がゴロゴロ鳴くのには明確な理由があり、それはゴロゴロ鳴いたときの状況によって変わってきます。
ここでは「猫がゴロゴロ鳴く理由」について、詳しく見ていきましょう。
さっそくですが、以下をご覧ください。
- リラックス・幸せ
- 他の猫とのコミュニケーション
- 喧嘩や苦しいとき
これが、猫がゴロゴロ鳴く理由です。
猫がゴロゴロと鳴くときは、この記事に書いてあることを参考にして、気持ちを読み取ってみてください。
リラックス・幸せ
猫がゴロゴロ鳴くのは、リラックスしているときや幸せを感じているときが多いです。
猫を可愛がっているときに「ゴロゴロ」と鳴くことは、よくありますよね。
これは猫がリラックスしていて、飼い主に心を開いている証です。
なので「機嫌が悪いんじゃないか?」と悩む必要もありませんよ。
猫には、心を許している相手にしかとらない行動があり、その一つに「ゴロゴロ」と鳴くことがあります。
飼い主になついているからこそ、ゴロゴロと鳴くわけです。
他の猫とのコミュニケーション
他の猫、主に母親とコミュニケーションをとるときに、猫はゴロゴロと鳴くことがあります。
この行動は、母猫に自分が元気だということを伝えるためにとると考えられています。
生まれたての猫は鳴くことができませんが、少しすれば「ゴロゴロ」と鳴けるようになります。
幼い猫は経験が浅く、コミュニケーションの取り方も分からないので、ゴロゴロと鳴くのには母猫と会話するための重要な役割を果たしているわけです。
喧嘩や苦しいとき
いつもより少し低い音でゴロゴロ鳴くときは、猫がなにかに苦しんでいるのかもしれません。
猫は喧嘩しそうなときや、死の間際で自分が弱っているときに、低い音でゴロゴロと鳴くことが多いです。
動物病院に行ってみると分かりますが、元気のない低い音で鳴いてる猫が多いです。
また、怪我をしていて辛いときに、低い音でゴロゴロ鳴くこともあります。
飼い主がケガしていることに気づかないこともあるので、低い音でゴロゴロ鳴くときは「どこか悪いんじゃないか」と確認してあげてください。
高い音でゴロゴロ鳴くのはどういう意味?
普段よりも高い音でゴロゴロと鳴くときは、猫がなにかを求めているときです。
例えば、空腹で仕方ないときに「はやく食事がほしい」ということを伝えるために、高い声でゴロゴロ鳴くわけです。
なにかを求めるためにゴロゴロと鳴いているなら、飼い主さんはそれに気づいてあげないとダメです。
無視を続けると、リラックスからでる「ゴロゴロ」もなくなってしまいますよ。
食事の時だけでなく、飼い主になにかを求めたいときに、高い音でゴロゴロ鳴くことが多いです。
日頃からゴロゴロ音を読み取って、猫の気持ちを考えられるようにしましょう。
猫がゴロゴロ鳴かないときは?
猫の中には、ゴロゴロ鳴かない子もいます。
記事中で何度も解説しましたが、猫がゴロゴロ鳴かないときは、飼い主に心を許していない可能性が高いです。
もちろん他にも理由があるかもしれませんが、主に考えられるのはやはり、リラックスできていないことです。
用心深い猫だと、どれだけ可愛がってもなかなか心を許してくれないことあります。
諦めずにお世話をして、猫がゴロゴロ鳴くようにしましょう。
まとめ:猫のゴロゴロにはいろんな意味がある
この記事では「猫がゴロゴロ鳴く理由」を具体的に解説しました。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
猫がゴロゴロ鳴くのには明確な理由があり、主に以下のようになります。
- リラックス・幸せ
- 他の猫とのコミュニケーション
- 喧嘩や苦しいとき
普段から猫が「ゴロゴロ」と鳴いているなら、それはリラックスしていることになります。
飼い主がいる空間が安心できると感じているので、とても喜ばしいことですよ。
また、猫は母猫とコミュニケーションをとるためにゴロゴロ鳴くこともあります。
喧嘩しているときや弱っているときも、猫はそれを伝えるために、普段より低い音でゴロゴロ鳴いてきますよ。
逆に普段より高い音で鳴くときは、飼い主に対してなにかを求めている可能性が高いです。
ゴロゴロ音から猫の気持ちを読み取ってあげてくださいね。
このように、猫がゴロゴロ鳴くのにはさまざまな理由があります。
普段から猫を気にかけて、できるだけ気持ちを読み取れるようにしましょう。