
人間の血液型はA型、B型、O型、AB型と4種類ですが、ネコちゃんの血液型はいったい何種類あるのでしょうか?
答えはA型、B型、AB型の3種類です。
日本猫や国内猫の殆どがA型で、B型やAB型はかなり少ないようです。
アメリカンショートヘアに関しては、ほぼ100%A型ですから世界中のネコの血液型はダントツで「A型」が多いという事が分かりますね。
それでは血液型によっての性格は変わるのでしょうか!?
もくじ
血液型で性格が分かれる!?
人間は血液型占いなどがあるほど、「血液型によって大まかな性格」が分かれると言われていますね。
ネコちゃんも人間と同じように血液型で性格が分かれるのか!?
答えは「No」です。
驚きですよね!!
ネコちゃんは血液型では性格は分かれないようです。
ネコの性格を左右するのは、血液型というよりもどちらかと言えば「性別や種類」によって分かれてきます。
ですので、
「性格を知ってから飼いたい!」
と思っている方は
血液型は気にする事なく性別や種類から選ぶと良いという事ですね。
ネコの血液型と人間との相性
人間は血液型で大まかな性格が分かれる事から、その血液型によって気が合う人や合わない人がいたり、相手を知る前から血液型で決める人も少なくありません。
ですが、ネコは血液型では性格が左右されないので何型の猫でも人間との相性は変わらないという事になりますね。
やはり良い相性のネコちゃんに出会うには血液型よりも性別や種類からリサーチして、自分にピッタリの猫と暮らしていきたいですね♪
ネコの血液型を知る大切さ
血液型では性格が分かれないからといって、大切な家族の一員であるネコちゃんの血液型を知らないままなのは少し危険です。
思いがけない事故などに巻き込まれてしまった時に、血液型を知らないとスムーズに輸血が出来ないからです。
ではどうしたら良いのか!?
大切なネコちゃんの血液型を事前に知っておくのは飼い主としてとても大切な事ですね。
猫の輸血はとても大変
ネコの血液型を知るには、動物病院へ行って採血してもらう事です。
もしも輸血が必要になった場合には、人間とは違って時間がかかり、とても大変なのです。
血液型が分かっている猫が輸血する場合でさえ時間がかかってしまうのですから、予め血液型が分からない猫の場合は更に時間がかかってしまうという事ですね。
違う血液型を輸血する危険性
人間と同じように、もしも輸血が必要な猫とは異なった血液型の輸血が行われてしまうと溶血などの副作用を起こして最悪の場合は死に至ってしまうそうです。
但し、例外がひとつだけあります。
それは「B型の猫にA型の血液型を輸血するのは可能な場合がある」という事です。
理由は、A型の猫が持つ抗B型抗体は弱いそうです。
そのため、A型の猫にB型の輸血は絶対に出来ませんが、B型の猫にA型の輸血は出来るという事ですね。
これは覚えておきたいですね。
ネコの採血は時間がかかる!?
動物病院で猫の採血をする場合、血液型を知るだけの簡単なものであればわりと直ぐに出来るそうです。
ですが、どうせ採血するのでしたら血液型だけを知るのではなくて一緒に「猫エイズ」や「猫白血病」なども知る検査方法があります。
大切な家族の一員であるネコちゃんの健康状態はぜひ知っておきたいですね!
猫は言葉が喋れない分、見た目から病気を早期発見するのはなかなか難しいと思います。
飼い主さんがしっかり検査してあげてほしいですね☆
ネコの採血はいくらかかる?
猫の血液型などを調べるための採血の費用は動物病院によりマチマチです。
数千円の動物病院もあれば1万円近くする病院もあるそうです。
人間のインフルエンザワクチン接種と同じで病院によって金額が全然違うという事ですね。
目安としましては、
・身体検査
・血液検査
・糞尿検査
の3つの検査で5000円前後の動物病院が多いそうです。
人間ドックのように、自分が行いたい検査内容をオプションで付けていき、それにより金額が変わるところは人間と同じですね。
そこまで驚くほど高過ぎる費用でもないと思います。
大切なネコちゃんの血液検査はぜひ動物病院で行いましょう♪
まとめ
今回は猫の血液型について書きました☆
ネコは血液型によって性格が分かれる事はないので、人間との相性は血液型だけでは決まらないという事。
事故で輸血が必要になった時の為に血液検査の大切さを伝えられたかと思います。