世界最小の猫クロアシネコに会える場所は日本にありますか?

猫好きなら注目したい「クロアシネコ」ですが、皆さんはご存知ですか?

実は世界最小の猫と言われていて、その姿がとても可愛いと話題になっています。

「小さい」ということが気になりますよね。

今回は、その小さな体の特徴や魅力的なポイントについてお話したいと思います。

クロアシネコってどんな猫なの?

クロアシネコは一見すると普通の猫にしか見えません。

目が輝いていて、かわいい顔をしていて、体中に広がるクールなトラ模様が特徴です。

とても愛らしいクロアシネコがなぜ評判なのかがわかります。

クロアシネコ はどんな猫なのでしょうか?

クロアシネコの特徴について

体の大きさは35~50cm程度で、体重はメスが1.3kg程度、オスは1.9kgと少し重く、だいぶ小さいです。

これが大人の猫の大きさですから、子猫の頃の小ささが想像できますよね。

子猫の頃は人の手にすっぽりと収まるほどの小ささですから、見た人はきっと「かわいい」と思うはずです。

クロアシネコは絶滅危惧種です

クロアシネコは、南アフリカ共和国、ナミビア、ボツワナに生息する野生の猫です。

基本的に「孤高」で、一人でいることを好みます。

繁殖期であっても、オスとメスが一緒にいる時間は5~10時間程度。

クロアシネコが生息する地域は砂漠地帯なので、そもそも獲物として狙える動物が少ない。

そのため、集団で過ごしていても、食べるものが少ないのです。

加えて、彼らはかなりの大食漢なので、それも一緒にいられない理由のひとつです。

体重の6分の1の量を食べなければならないので、獲物を探すのに時間がかかります。

そのため、徐々に数が減ってきており、絶滅危惧種に指定されている。

アメリカでは、動物園などで人間に飼われているものが約60匹ほどといわれているクロアシネコ。

絶滅危惧種ということもあり、園内では繁殖活動に力を入れています。

キュートな外見とは裏腹に、勇敢な一面を持つ

世界最小の猫ということで、かわいいという印象が強いですが、深く知ると意外な一面に驚かされます。

かなりワイルド

体は小さくても、野生の猫なのでハンターとしての能力は優れています。

ペットとして飼われているイエネコとは性格に違いがあります。

普段はネズミや鳥、昆虫などの小動物を餌として狙う。

これらの動物は、クロアシネコに比べてサイズは小さいが、場合によっては自分よりも大きな獲物を捕まえることもあり、ハンターとしての活力に溢れているようだ。

普段は用心深く、穴に隠れることが多い

基本的にクロアシネコ、自然界では「穴」に隠れることが多く、どちらかというと用心深い性格のようです。

野生で生きているヤマネコですから、用心深くなるのは仕方のないことだと思います。

また、アリが住んでいた塚の跡に隠れることもあるそうです。

穴や塚は敵から身を守るのに最適な場所ですが、彼らには暑さから身を守る理由もあるのです。

クロアシネコが住んでいるアフリカは暑い地域なので、穴のような涼しい場所に隠れることで過ごしやすくなり、いざというときに敵に対応できるようにエネルギーを蓄えているのです。

実際、地元では「蟻塚の虎」と呼ばれることもあるようです。

普段は可愛らしい外見をしていますが、追い詰められるとどんなに大きな相手にも飛びかかっていくという強い一面もあります。

キリンの頸動脈を狙って、攻撃するという話が現地の人々の間で語り継がれています。

キリンはその可愛らしい外見とは違い、凶暴な一面を持っているようですが、とにかく世界最小のクロアシネコ、画像や映像で見ると、やはり可愛いですね。

とってもかわいいクロアシネコに会うことはできる?

日本でクロアシネコに会うことはできますか?

猫好きの方なら、世界最小の猫と言われているクロアシネコを見てみたいと思うのではないでしょうか!?

猫好きなら、世界で一番小さい猫を見てみたいと思うのではないでしょうか。

しかし、現在日本では、クロアシネコが飼われている場所はありません。

冒頭の動画が撮影されたアメリカの動物園まで行かなければなりません。

クロアシネコの飼育に力を入れているアメリカには、一般公開されている動物園がいくつかありますので、機会があれば行ってみてはいかがでしょうか。

クロアシネコはペットとして飼うことはできますか?

前述の通り、クロアシネコは絶滅危惧種に指定されており、ペットとして飼育することはできません。

小さな体とかわいい顔で、クロアシネコは普通のえねこと同じように見えますが、もともとは野生の動物です。

普通の猫よりも運動量が多く、食べる量も多い。絶滅危惧種ではなかったとしても、一般家庭で飼うのは難しいでしょう。

残念ながら、日本ではクロアシネコに会うことはできませんが、インターネットが普及した現代では、写真や動画を公開しています。

たまにアメリカの動物園では、クロアシネコの赤ちゃんが誕生したという嬉しいニュースが動画付きで公開されていますので、そんな形でクロアシネコを見てみるのもいいかもしれませんね。

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